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ひびのいろいろ

おゆうぎ会という行事

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先日は子どものお遊戯会。自分がお遊戯会で何かを踊らされたという記憶はあまりないから、そんなにたいしたイベントではないのだろう。少なくとも子供にとっては。まあ、自分の場合幼稚園の頃の運動会の記憶もあまりないからちょっとあてにはならないけど。

お遊戯会ではなく、記憶にあるのは小学校の頃の学芸発表会だ。練習がひたすら憂鬱だった。勿論、主役なんが自分に回ってくるはずもなく、台詞がある役も回ってこず、舞台の後ろの方でひっそりと佇むことが多かった(ほとんどか)。だから練習の時もひたすら退屈だったのだ。

何時だったか、小学校の3–4年生の時に劇の途中で旗を振る役として出演していたことがあった。途中で旗が棒から「すポッ」と抜け去り場内は大爆笑。劇中はそのまま棒だけひたすら僕は振っていた。それはもう、小学校低学年の自分にとっては大きなトラウマ。「もう絶対皆の前で劇なんかやるもんか」と硬く心の中で誓ったものだった。

そういう想いが自分にはあるので、子どものお遊戯会に対する僕の視線は冷めていてる。子どもがやる気なくチンタラ歩いていても、その気持ちが凄く良くわかる。僕の子ども達もやっぱり、やる気なくチンタラして踊っている(踊らされている)。それはそれで良いかなと思うし可愛い。笑顔満面で愛想を振りまきながら踊られたらちょっとこちらが引いてしまう。

まあ、こんなものに大きな意味はないとは思うのだけれども子ども達には親孝行の1つだと思って我慢してもらうしかないよな。