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ひびのいろいろ

しょうがない正月

2017年の仕事は当直開けから始まった。なので正月という気分はほとんど何もしなかった。いつもの日常という感覚。夜勤明けの体は乳酸がたまり、少しだけ体が怠い。寝不足のせいか少し頭がぼーっとしていた。4日の朝が始まると同時に始まる電話の嵐。年末に体を壊していたからしょうがない。あっという間にけだるい一日が過ぎて夜になってしまった。

しかしなんだかんだでいつもの仲間と顔を合わせると安心する。本当はそういう仲間を仕事以外の場で沢山と作らなければならないんだろう。そんな仲間は僕には驚くほどに少ない。寂しい人生なのかもしれないし、そうでないのかもしれない。

寒さが体に応えて自転車で帰る気持ちにはならなかった。Bromptonは仕事場で年越しをしてしまった。申し訳ない。

そして帰りの電車の中では紅白で聞いて感動した松田聖子の歌を20回ぐらいリピートして聞きまくっていた。松田聖子は年とともに歌がうまくなっている。声の透明度がましている。「うっとり」という言葉がよく似合う。くれぶれも「うっかり」ではない。歌を聞いて涙が出そうになったのは久しぶりかもしれない。

駅前でたちよった回転寿司はまずかった。久しぶりにまずい食事だったなあ。まあ正月明けだもんな。ネタも古いんだろう。しょうがない。