立ち読みして購入した本
最初は胡散臭い、自己啓発系の本なのかなぁと考えていた。書店での陳列の仕方もそんな感じだったしなによりも書籍の題名がそんな感じだったからだ。
それでも「鉄拳」の画力は人を惹きつけて、それだけで書店の中で目線がその場所にとどまらせてしまう力がある。
最初は冷やかし半分にその本を立ち読みした。そしてその本を読み終えるまでに数分しかかからなかった。しかし読み終えた後でこの本を購入する価値が確かにあると僕は考えて購入した。
このほんは2部構成になっていて、1部は絵本、そして2部は手紙という構成。この組み合わせがなんとも言えず良い味を出してる。内容的にはベタな内容なのかもしれないが、その構成と「鉄拳の絵」で素晴らしい本になっている。
立ち読みで読み終えて、それでも購入した本なんてぼくは始めてだ。素晴らしい作品だった。
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