FakePlasticTree

ひびのいろいろ

2012年度にグッと自分の心に響いた曲たち

「箒川を渡って」踊ろうマチルダ

以前から名前だけは知人から聞いて知っていたバンド。今年聞くようになったきっかけはNHKドラマ「とんび」の挿入歌で聞いたから。たぶんこのドラマでその存在を知った人は他にも沢山いるんじゃないだろうか

とにかくその男臭い声と曲調、人生のわびさびが感じられる雰囲気などこの人にしか出せないものばかり。2012年度初頭にその魅力を知ってから、手に入る楽曲はほとんど手に入れた。iTunesでも幾つか、曲がダウンロードできる。

こういう音楽はやはり生で聞くべきだと思うのでいつか、ライブに行ってみたい。

Mono - "Legend: A Journey Through Iceland"

元々自分は根暗な性格なので、明るい雰囲気の音楽はあまり性に合わない。できたら暗くて、絶望的でそして美しい音楽が僕は好きだ。部屋を真っ暗にしてそういった類いの音楽を聴きながら一人お酒でも飲んだり、本でも読めたらこんなに幸せなことはない。

そういった意味でMonoというバンドは自分にとってドンピシャのバンド。今年出たニューアルバムも素晴らしかった。ミュージックビデオの出来も素晴らしく美しすぎる。

来年の2月に新宿でライブがあるので、早速チケットを取って観に行くつもり。今から待ち遠しいなあ。

ANGEL OF SALVATION - GALNERYUS

友だちのBLOGで紹介されていたバンド。

90年代、ヤングギターを熟読していた自分にとってこういうバンドは大好き。

ギター素晴らしいなあ、日本人でこういう人がいるなんて全然知らなかった。もはや国宝級のレベルでしょう。

今まで日本のHR/HMバンドはバックは良いが、ボーカルがイマイチのものが大半だった。しかしGALNERYUSはボーカルが素晴らしい。演奏陣も世界レベルだが、ボーカルも世界レベル。

ジャーマンメタルとか好きな人にはたまらないんじゃないでしょうか。

今年後半にその存在を知ってから全てのアルバムを購入してしまいました。

Vintage Trouble - Blues Hand Me Down

Vintage Trouble はそのデビューアルバムは手に入れていたのだけれど、実はそれほどあまり聞いていないかった。しかし仕事先で空いた時間にライブを見てからすっかりその魅力の虜に。

Vintage Troubleを見に行ったよ « FakePlasticTree

ボーカルのパフォーマンスが圧倒的。バンドのグルーブ感も半端なく凄かった。特にリズム隊。

演奏が本当に上手かった!僕が行った時もJoss Stoneとの共演をしていたのだけど、それも素晴らしかったなあ。やっぱりバンドはライブだということを実感させてくれたバンドだった。

Maroon 5 - Beautiful Goodbye

Maroon5は今さら説明する必要がないでしょう。アルバムの収録曲全てに捨て曲がなく素晴らしい出来だった。こういう派手な音楽も良いもんです。

その他にも色々

他にも色々あった。サカナクション、Pascals、スマパンの新作やら、Matryoshka,keaneなどなど。良い曲が多かった1年だったと思う。そして日本の音楽が目立たない所で僕は確実に進化しているのだと思うんだけどなあ。20–30年前に比べて良いバンドが凄く増えた気がする。