RICOH GR - FakePlasticTree

いつも鞄の中に偲ばせているカメラ。RICOHのGR。

RICOHは初代のGR1を使用してその後3とか4も持っていたが､ミラーレス一眼の登場（正確に言うとOLYMPUS EM5)ですっかりその出番を失っていた。ちょっと無理すればミラーレスを鞄の中に偲ばせておけるし､なにしろ写真の写りは圧倒的にミラーレスのほうが素晴らしいからだ。

しかしいくら小型になったとはいえまだまだミラーレスはやっぱり大きい。街中で写真を撮るとなるとちょっと目立つし、子どもを撮影しようとすると逃げられる。圧迫感が少しばかりあるのだ。

その点 RICOH GRは素晴らしい。何しろ起動が早く「さっ」と電源が入る。そしてポケットから直ぐに取り出せる。無理すれば両手で隠せるぐらいの大きさなので周囲の人にも圧迫感がない。これはかなりの利点だと思うのだ。そして当然写りが素晴らしい。カメラのデザインも素晴らしく良い。

カメラ周りのインターフェイスも初代GRから大きく変化していないので至極使いやすい。

発売当日はコンパクトデジカメにしては値段が高価であったけど、だいぶ値段がこなれてきた。

多分もうすぐ後継機種が発表されるんだろうけれど､自分にとっては今最も気に入っているカメラ。末永く使っていきたいな。