モーズレイ処方ガイドライン
僕が専門としている領域は、他の領域と比較して薬物療法がそれほど大きなウエイトを占めているとは言えない。しかしそれでも薬物療法は重要な治療選択のひとつであり、僕らにとっての武器でもある。もちろんその適応は充分すぎる程に吟味する必要はあるんだろうけど。
薬物療法は日々進化している。その情報は日々アンテナを張っていないとあっという間に置いていかれてしまう。
このモーズレイの処方ガイドラインはイギリスで発効される処方ガイドライン。数年に1回、かなり早いペースで改訂され今回で11版。内容は簡潔ながら、要所は押さえてありとても分かり易い。イギリスでのガイドラインなので日本の現状に合わないところもあるけれど、和訳版には日本の現状に沿ったコメントがあるところが素晴らしい。
原書ではKindle版も発売されているので早速ゲット。和訳版は自炊していつでもiPad miniから参照できるように持ち歩けるようにした。iPhoneのi文庫HDにもついでに登録。 こうやって最新の情報がいつでも自分の手の中にあるのはなんとも心強いことです。