ドラゴンズもついに世代交代か
もう30年来の中日ファン。昭和の終わりの中日ドラゴンズは味があった。どの選手もオヤジ臭いというか､垢抜けず見栄えがカッコ良くない。 しかしいざ野球となるとしぶとくカッコ良く個性的。そんな昭和のドラゴンズを経て平成のドラゴンズ。平成のドラゴンズは不調な時期もあったけれど押し並べて強かった。続けて弱いという時期があまりなかったような記憶がある。
そんなドラゴンズの強かった時代を支えてきた選手がここ数年で次々と引退をしてゆく.今年は特に印象的で､その中でも際立つのが谷繁選手の引退。落合監督時代あれほどの投手王国を構築できたのもこの選手の存在があってこそ。選手としての力は言うまでもないけれど､数多くの試合に出場し続けたのは本当に素晴らしい。年齢が上がってからも安定的にキャッチャーとしてのポジションを守ってこれたのは相当の力があったからだろう。個人的にドラゴンズのベスト・キャッチャーなのではないかと考えている。
その谷繁選手も引退。長い間お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
