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ひびのいろいろ

ツールド東北2017

僕がロングライドの大会に初めて出場したのは3年前のツールド東北であった。

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それからまだ3年しか経過していないのかあ、というのが正直なところ。この大会は本当に素晴らしかった。現地のスタッフの手際の良さ、景色の素晴らしさ、エイドステーションの充実。それから参加した大会(といっても数は多くないけれど)を合わせても、この大会に勝るものはない。

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当然ながらその1年後、2年後にも大会にエントリーしようと僕はした。しかし、エントリーに落選をしてしまったり、友人の結婚式などが重なり中々参加をすることができなかった。1回しか参加をしていないのにこんなに思い入れのある大会もない。とにかく今年こそは参加したい。絶対参加したいと思っていた。

幸運なことに今年は先着順の申し込み。大人気の大会なのにサーバーの負荷がかかることをしても良いのだろうか? と一瞬不安になった。しかしこれはこれで公平で良いと僕は感じる。料金が2倍高い応縁枠というのもあった。いざとなったら、こちらで申し込めば良い。

申し込み開始の時間になった。あらかじめ申し込みのページはSafariのブックマークツールバーの一番先頭にセッティングされていた。時間ぴったりに申し込み開始。

・・・・・・結果は見事出場権をゲットできた。南三陸コース170km。

今から胸が高鳴ってしょうがない。大会は9月。それまでには体重を少しでも減らさなければ。

再びにBrompton M6L

朝の切りつけるような寒さが和らいだ。Bromptonに乗っていても手をむき出しで裸のままハンドルグリップを握っても痛くない。花粉症のせいで少し視界が黄色く滲み、時々のくしゃみでハンドルがとられそうになったり、ハンドルをもつ手で思いっきり眼球をかきむしりたくなるような衝動に駆られることはある。それでも自転車に乗るハードルは随分と低くなった。

いままでは「よいしょ」と言ってゆっくり腰をあげる感覚だったのが、軽く「ひょい」とスキップしながら乗る感覚に近い。

しかしなんといっても天気の良い早朝、特に川縁を自転車で駆け抜けるのは気持ちがよい。荷物の詰め込みすぎで腰痛が再発しているけれどそれでもやっぱり気持ちが良い。鼻歌とか歌ったりしながらペダルをこぎたくなる。歌なんか実際には歌わないけれど。密閉された空間であれば鼻歌どころでなく、大声で歌でも歌っているだろう。

そういえば最近はあまりロードバイクには乗っていない。大会に出る暇がなかなかない。寂しいことだ。冬の間、運動量が格段に落ち、体重は激増した。

この増えた体重を減らすのが40代となると格段に難しい。大学受験の頃うんうん唸ってようやく解いた数学の問題よりも難しい。しかしこの体重増加も腰痛には関係しているだろう。

なんとか体重を減らさなければ

Bromptonと出張の問題

最近は出張のたびにBromptonを出先のホテルまで宅急便で送るようにしている。手持ちでもってゆくよりずっと楽だし、料金も安い。たいていの場所であれば片道2000円以内で郵送することができる。往復だとちょっと料金的に割高かな?という気もしないではない。しかし、現地でいろいろな交通機関を使用することを考えたらそんなに高くもない。

何しろ現地を自転車でゆっくり走っていると心地よい。電車やタクシーやバスでは発見できないようないろいろな発見がある。街の中心部から少し離れた場所にその土地の特色みたいなものも出る。そういったものを所々で発見するのがなんとも楽しい。

問題は「天気」と「輸送中の管理」の問題。

現地の天気が雨であるともうどうしようもない。重い鉄の塊が狭いビジネスホテルの一室に佇むだけという事態となる。これは結構ガッカリでお金をかなり損した気分にもなる。だからできるだけ天気の情報は見逃さないようにしている。

次に管理の問題。宅配便だと結構粗雑に扱われる印象がある。今までも輪行袋が破けていたり、タイヤがバーストしていたり、残念なことが何回かあった。輸送の時に使用する輪行袋をもっと頑丈なのにすればよいのだろう。 ハードケースでという方法もあるかもしれないが、それだと一気に機動性が失われる。Bromptonの意味がなくなる。

出先でちょっと疲れたから、Bromptonを折りたたんで輪行袋に入れ、コンビニからそのまま発送できる。そんなところが長所だと思うからだ。なかなかよい方法が浮かばない。

富士河口湖笛吹フルーツライド

2回目の大会だそうだ。山中湖以外の富士五湖を巡る120kmのロングライド。山梨県笛吹市の(昔の石和市)グランドから始まる。

青春時代の一時代を過ごした場所なので色々感慨深く走れた。

このコースの特徴はスタート時点から15kmほどずっと坂が持続すること。これが結構きつかった。情けないことに途中で何度か足をついてしまった。今大会の心残りの1つだ。

景色は素晴らしく途中の木々は紅葉が始まっていた。特に富士の樹海のあたりは道の上を覆い被さるように木々があり、とても気持ち良かった。

ちょっと残念だったのはエイドステーション。水とぶとうのみしか用意されていない。 せめてバナナぐらいは置いて欲しかったなぁ。

久しぶりのロングライド(グランフォンド軽井沢以来)で充分に楽しめはしたのだけれど

総武線のBrompton乗り

Brompton M6Lが通勤の脚となって数年が経つ。経年変化で各部品は摩耗が激しい。1部は少し錆が出ているところもある。もうすぐ二桁にかかるような年月をこの相棒と過ごしているのだから劣化がはじまって当然だろう。

何回か修理に出したしタイヤも複数回好感した。チェーンも2回程交換した。サドルバッグをつけたり外したり、サイクルコンピューターも世代交代を幾度か経験した。ベダルを半分ビンディングに改造もした。

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北は宮城県から南は山口県まで共に道を走った。東京から山梨まで峠を越えて走った。あれは7月下旬のうだるような、殺人的な暑さの日であった。

イライラしながら、やけくそでペダルを踏みつけたり、気分が高揚して鼻歌を歌いながら漕いだ日もあったかもしれない。

そんなことがあるからこそ, この自転車に対しての思い入れはたぶん結構強い。だからこそ、街中で同じBrompton乗りに遭うと、同胞意識というか安心感と高揚感に包まれる。至極幸せな気持ちになれる。

つい先日も、仕事返りでヘロヘロになりながら乗った総武線でBrompton乗りに遭遇した。車体は全面がカバーに覆われていて詳しくは見えない。しかしあのコンパクトなシルエットは間違いなくBromptonであった。僕がそのことに気づいた瞬間、相手の中年男性(おそらく50代ぐらい)と目があった。そして満面の笑みでの会釈。親指を突き出すジェスチャーが想像できる程の満面の笑み。すかさず僕も笑顔で返す。至福の瞬間だった。

共感とはこういうものかもしれない。そしてその瞬間があるからこそ僕は生きて行けるのかもしれない

ツールド東北。参加断念

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最初のロングライドの大会に参加したのが2年前。結構前かな?と想っていたが意外と最近だった。その大会は宮城県石巻市で開催されたツールド東北。当初は100kmを自転車で乗るなんて想像もつかなかった。しかし実際やってみるとこれが楽しい。それからというもの数ヶ月に1回の頻度で100kmのロングライドの大会に出場したり、仲間で走りにいったりしている。

自転車の素晴らしさを教えてくれたのはやっぱり「ツールド東北」があってこそだ。だから僕はこの大会を一生忘れないだろう。 しかし残念なことに去年と今年続けて僕はこの大会に参加することができない。去年は抽選で外れた。そして今年は仕事だ。

かなり残念。

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気持ちだけでも石巻に! という訳でチャリティーのブレスレットを購入。すこし気持ちが和んだかな。 来年こそは!と考えているけれどかなり人気の大会なのでどうなるかは分からない。しかしやっぱり来年こそは参加したいなあ。

青梅に

自転車で青梅まで。今回はロードバイクでなくBrompton M6Lて。確か昨年はBrompton M6Lで甲府まで山越えをしたのであった。流石に夏の暑い盛りの山越えは厳しかった。達成感もあったものの、あともう一回同じことを!と言われたらちょっとじぶんは躊躇してしまうだろう。

だから今回はちょっと日和って青梅までにした。距離的には三分の一ぐらい。ダラダラとした坂は続くものの、明らかな激坂は存在しない。随分と日和ったものだなとは思う。

自分の家からだと大体 40-50km 位の距離。

途中で武蔵の名物の"うどん"を食べたりした。塩分が強いそのスープが体に染みわたった。

半日かけて青梅までゆっくりと走り、帰りは電車。少し運動不足の自分の体に危機感は覚えたものの楽しい半日ひとり旅であった。