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ひびのいろいろ

2月といえば受験の季節

2月といえば受験の季節。

正確に言うと正月明け2週間ぐらい経過したセンター試験の日から受験のシーズンが始まる。

通勤電車の中でNのマークの入ったランドセル?を担いだ小学生とその保護者の姿を見かけることが多くなる。寒い季節なのに大変だ。きっとこれから受験なんだろう。浪人生とおぼしき男子学生が必死に単語帳とにらめっこをしている姿も多くみる。自分も同じように電車の中で単語帳(Z会のやつだっけな?)を必死に見ていたが、あれは効率が悪かった。まるっきりといって良いほどに頭の中に入らなかった。

自分は中学受験から大学受験そして資格試験に至るまで、ありとあらゆる試験が苦手だった。というか高確率で失敗してきた。その当時はなんで自分は失敗するのだろう?と苦悩していた。振り返ると効率悪いことばかりしていた。苦しかった。

だから自分にとってこの1-3月というのは魔の季節。この季節(1-3月)単体の刺激のみがトラウマトリガーとなる。その結果なんともいえぬ全身倦怠感と抑鬱症状をこころの中に引き起こす。悪夢を見る回数が他の季節の1.5倍ほど上昇し、中途覚醒の回数も跳ね上がる。きっと夜中にうなされているのかもしれない。寝起きも良くない。 寒さで布団からスムーズに起き上がることができない以外の理由がしっかりと存在する。

だけど僕は、中学受験から大学受験に至るまでの道のりを後悔していない。むしろありがたく感じている。それは以下の理由による。

  • 努力が必ずしも結果に結びつくのではないと実感できた(腑に落ちた)経験
  • 自分の限界がわかったこと

特に10代の後半は振り返ってみても一生懸命やっていた。でもだめだった。結局自分の考えるような結果にはならなかった。しかしそれはそれで良い経験になった。

これから何万人もの受験生がこれから、いろいろな想いをするのだろう。個人的には「思い通りにいかない」経験もそれはそれで良いんだよなと思う。

だから結果じゃなくてやっぱり過程が大事なんだよなと確信する

それが身をもって僕が感じていることだ。