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ひびのいろいろ

【書評】キングダム39巻!

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 巷ではキングダムがめちゃくちゃ盛り上がっているらしい。テレビ番組がきっかけで元々人気があった漫画がもう1-2段階ぐらい爆発したような感じだ。近年まれにみる緊迫感のある作品。それが連載開始からずっと持続している。持続しているというより加速度的に増加しているといっても良いのかもしれない。

 そんなキングダムの新刊である39巻が数日前に発売された。もうそれこそ喜び勇んで本屋に駆け込み購入。勢いで漫画の特集をしていた雑誌「pen」まで購入をしてしまった。それは雑誌の表紙はキングダムだったからに他ならない。(まあ中身はそれほどキングダム一色ではなかったけれど)

この39巻は始皇帝となる政と呂不韋との闘い。静かな禅問答のような闘いがポイント。思わず背筋がゾクゾクとするような対決。緊張感がマックスで静かな闘い。それがなんともたまらない。2人とも歴史上の大人物。

そして歴史上の結末が分かっているからこそ、これからのこの漫画の展開にどう落としどころをつけるのだろう?という楽しみもある。毎回楽しませてくれるキングダム。今巻も大満足だった。