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ひびのいろいろ

【書評】気が付けば100km走っていた

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軽井沢グランフォンドの開催まであと1週間。数ヶ月前にはこの大会に向けて体重を2-3kg落とそうと考えていたのだけれど,帰って2-3kg体重が増えてしまうという大失態をやらかしてしまった。本当に当日に僕は120km(しかも獲得標高2300m)を完走できるのだろうか?

少し不安になってきた。 そんな気持ちの中 連休中の仕事の合間に読んだ本がこれ。

前書きにある

子ども時代のことを思い出して欲しい。あのころ冒険のパートナーといえば常に自転車だった (P6)

には深く同意。

そうなんだよな。自転車に始めて乗ることができて,三角乗りをしなくても良い自分専用の自転車を買って貰った日。僕も「これさえあれば僕は何処にでも行ける」と考えた。自分のマシンというものにこの上もない気分の高揚を感じた。そんな気分の高揚をこの本を読むと再び感じることができる。

鶴見辰吾氏の自転車への愛情がたっぷりと分かる本。 好きなことを愛情たっぷりに書くとこういう本が出版できるのだろう。読んでいて自分自信が何度もニヤニヤとしてしまった。

そしていけないことに新しいロードバイクが欲しくなってきてしまった。うーん我慢我慢。