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ひびのいろいろ

1年に1度の同期会

同期会とかどうそうかいというのはどこか居心地が悪かった。少なくとも自分が若い頃の話しだ。二十代とか三十代の始め頃の同窓会の類は「自分と他の人びとを比較する」というどうしようもなく無力で絶望的なことに労力を使い果たしてしまう。なので行ってもちっとも楽しくなかったし、むしろ自分から進んで行くようなこともなかった。まぁ呼んでもらえなかったこともかなりあっただろう。そう、僕は性格が良くないのだ。

しかしここ数年変な力が抜けて、そういう場所でもちょっと楽に過ごせるようになったのではないかと思う。歳をとってよかったのはこういうことかもしれない。自分の力というものをあるていど自分自身の中で客観的に把握できるようになったからかもしれないし、色々な面で仕事でもプライベートでも自分自身に諦めがつくようになってきたんだろう。

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そんな訳で週末は10年ぐらい前に苦楽をともにした仲間たちとの同期会たった。1年に1度集まるようにしている。最初は夜中に集まっていたのだけど、最近はそれぞれに子どもや家庭の都合があったりして昼間にランチを共にする。まるでどこかの街のマダムのような感じだ。

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場所はこれまたちょっとお洒落な神楽坂。こんな街でランチをとるなんて僕たちも歳をとったのだ。

ひととおり食べて飲んで近況を語り合う。あまり気を遣わなくて良い仲間たちとの時間はやっぱり楽しい。自分自身も変な防衛線を貼らなくなってだいぶこういう場面が楽しくなってきた。

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お店もお洒落でおいしく、光が多くふんだんに取り入れられた空間でいごごちが良かった。

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そしてまた今日から現実だ。仲間よまた一年後!