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ひびのいろいろ

仕事のバイブルがKindle化されていた_継続的に勉強してゆこう

どの分野でもバイブルと呼ばれるような教科書がある。仕事を始めたころにはそんな教科書を何かの度に開いて読み込んでいたものだった。しかしいつの日かそのバイブルは手元になくなり,仕事における情報は文献で得ることになってゆく。

基本がおろそかになってしまうというのはこういうことなんだろう。出典がどこだか忘れたけれど,ある有名な臨床医の先生の逸話で「自分がバイブルとする教科書を現役を引退するまで版を変えながら,読み続けている」というものがあった。

確かに自分の興味がある仕事領域では年を重ねる度にそれなりの知識と技量は増えていく。しかし気をつけないとそれ以外の分野では知識が偏ったり,抜けてしまったりすることは多いのだろう。それを補充する作業を普段からやっていかないといけないのかもしれない。

Rutter's Child and Adolescent Psychiatry

Rutter's Child and Adolescent Psychiatry

  • 作者: Sir Michael Rutter,Dorothy Bishop,Daniel Pine,Stephen Scott,Jim S. Stevenson,Eric A. Taylor,Anita Thapar
  • 出版社/メーカー: Wiley-Blackwell
  • 発売日: 2010/10/18
  • メディア: ペーパーバック
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自分の関係する分野の「バイブル」はほとんど広辞苑なみにページ数があって,範囲も広大で深い。このような書籍を気軽に何処でも読み込むというのはかなり厳しい。職場に1冊置いて,後は読まなくなっていくというのが多いパターンかもしれない。しかし今はKindleがある。幸いこのバイブルもkindle化されていて,原書よりいくらか手軽に読むことができる。

これならiPhone6plusにいつもいれておけば隙間時間に少しずつ勉強を進めていくことができるかも知れない。日々の積み重ねで,ちょっとずつ自分の技量が上がっていけば良い。