FakePlasticTree

ひびのいろいろ

英語の参考書を使っていて感じること

これは最近仕事のために購入した書籍。子どもの睡眠障害にまつわる教科書だ。日本ではあまり書籍化されていない分野の教科書だ。

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 この本には表表紙の裏にPasswordが記載してある。専用のウェブサイトに行き利用者登録をすると書籍版とまったく同じものがインターネット上で見ることができるようになる。教科書のような書籍は持ち運びに不便だし、自炊をするのも結構骨が折れるのでこのサービスは非常に助かる。

 具体的な使い方としては書籍で全体的に流し読みをする。(この流し読みという作業がまだ電子書籍では困難なことのように思える。適当にパラパラと読むことが出来ないのだ。)そしてちょっと気になった部分があったらウェブ版からCopy&PasteしてEvernoteに保存すれば立派に自分専用の資料にすることができる。もうこれだけでこのシステムはかなり快適。もう虜。

残念ながら日本においてこういうサービスは皆無だ。欧米の教科書では最近は一般的なサービスだけに実に残念。小説などでは著作権の問題とか大変そうなのは理解出来るけど、学術分野においてはもっとオープンに利便性を考えていってほしいなぁ。