FakePlasticTree

ひびのいろいろ

男を感じるアーティストいろいろ

その声を聞いただけで、なんとなく引き込まれるアーティストというのはやっぱり魅力的。

特に男の良い意味で汚い、しわがれた声が僕は大好きだ。ちょっと突き刺さるような冷たい声も魅力的。

 

声という魅力に焦点を当てた中で僕のお勧めのアーティストは以下の通り。

 

ゾクゾクと切り刻まれるような鋭く冷徹な声

 

Dave Mustaineの突き刺さるような冷たい声

 

 

この人の冷血で、上から人を見下すようなけだるい声そして仕草がたまらなく男気を感じる。

 

安心感を与える男のしわがれた声

 

 

踊ろうマチルダの釣部修宏はその独特のしゃがれた声が腹の底まで鳴り響きなんとも言えない安心感、そして癒やしを自分に与えてくれる。男性アーティストでこんな感覚を与えてくれる人物は珍しい。以前、彼のLiveを小さな新宿のLiveハウスに観に行ったことがあるが、本当に最高の体験だった。新譜が出るのが今から待ち遠しいアーティスストの一人。

 

 

かっこ悪さと格好良さのギリギリ境界線を行きながらも超絶に格好いい声

 

究極の格好良さとはかっこ悪さとのギリギリ境界線に存在するのではないかと思う

 

 

そういう意味でエレファントカシマシはその究極を行くアーティストではないか。歌詞もどちらかというと臭い。演奏の様子もなんだかちょっと不器用。しかし全体的にみると圧倒的に格好いい。時として彼らの曲そしてボーカルの 宮本浩次氏の声を聞いていると涙が出てくるほどその世界に入り込む。

 

無骨で不器用で男臭くて暖かい。

 

そういう言葉が本当に似合う声だと思う。

 

切なく哀しみを感じる声

 

 

故人であるが、Alice in chainsのLayne Staleyの声も大好きだ。その声は危うさ、生きる苦しみ哀愁が漂っている。この声の危うさ通りにLayne Staleyは最後はドラッグの過剰摂取で死亡している。死亡時は慎重185cmに対して、体重が39kgしかなかったという。

 

 

全ての哀しみを自分の中で受け入れているかのような声。Layne Staleyの声はそんな魅力がある。出来たらもっと生きていて欲しかった。生き抜いて欲しかった。