ほぼ15年ぶりにSONYのWalkman

iPodが発売されてから約十年ほど経過した。その発売以降、自分の音楽を聴く環境はアップル製品に依存している。それまでは多くの人と同様ソニーのWalkmanだった。最初はテープのWalkman、その次はCDからMD最後にメモリースティックタイプのものを一台試した。今はなきCLIEで音楽を聴いていたりしたこともあったっけ。

Walkmanはやっぱり音質が良い。そして何より格好いい。持っていると自慢したくなるアイテム。オートリバース機能のついたカセットテープタイプのWalkmanを中学生の時に親父からもらった時の感激は今でも忘れない。音楽を聴きながら街を歩くと自分の世界がまったく違う色に見えた。まるで自分がドラマの中にいるような感覚だった。

しかし､iTunes storeが充実するようになって､音楽についてのApple製品への依存度は増していった。ソフトとハードが一体化して便利になってゆくと､もう他の製品には戻れない。例え音質が少し悪かろうが関係なく､使い勝手の良さに勝てない。そう考えていた。

しかし久しぶりに評判が高いWalkmanが発売された。ハイレゾ音源に対応したWalkman。その名もSONY NW-ZX1。Apple製品とは真逆のデザインの方向性ながら､SONYらしくカッコ良いデザイン。iTunesで購入したデジタル音源もドラッグ&DropBoxでWalkmanに移行できるらしいということをネットの情報で知った。