FakePlasticTree

ひびのいろいろ

鍵を忘れた

発熱明けで何だかぼけぼけとしていた。このところ出張続きだったからかもしれない。

昨日は仕事を早く切り上げて爆睡していた。痰がらみの咳が持続してどうにも止まらない。体が鉛のように重い。机の下に敷いてあるせんべい布団にくるまりながらひたすら寝ていた。4畳ほどの部屋で外窓に接しているので外の冷気が直接に体に浸透する。頭頂部が無防備でただでさえ薄くなってきた頭に寒さが染みわたる。

「寒さ」というのは気持ちを落ち込ませる。ひもじい気持ちにさせる。 暖房をつけるとブレーカが落ちるためなかなか勇気もいる。思い返せば学生時代の方が住環境が良かったかも?とかそんなことさえ考えてしまう。そしてこの前東北で頂いた日本酒は美味しかったなぁと思う。

そんなことを頭の中でぐるぐると考えながら眠りに落ちた。

そして朝。

今日も夜勤があるので荷物の詰め替えを朝早く起きてしていたら大事なものを忘れてしまった。

自宅に鍵を忘れてしまった。職場の鍵だ。しかも今日は夜勤なのになぁ。