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ひびのいろいろ

文献管理はMendeleyに

文献の管理には今まで「papers」というアプリを使っていた。今現在はいくつかの代替わりを経てPapers3となっているはず。Macから誕生したアプリらしくインターーフェイスデザインが逸品でとても使いやすかった。

それまで文献管理ソフトといえばEndnoteが定番であった。

しかしながら

  • 日本語版が法外に高価である
  • ソフトの使いにくさが飛び抜けている

という致命的な欠点があった。本当に仕方なく使っていた。 これは統計ソフトにも通じるところかもしれない。

だからPaepers発表当初は本当に嬉しかった。なにせ引用文献が驚くほど手軽に作成できる。MacのアプリらしくPagesにも対応していたのが嬉しかった。

パッケージ販売ではなく、ダウンロードで購入できるのも素晴らしかった。Dropbox連携をいち早く取り入れたのもお気に入りであった。

しかし時代は流れ

しかし時代は流れ、僕の文献管理アプリはMendeleyへと行き着いた。今年一年の仕事上の大きな変化かもしれない。Papersも素晴らしかったがMendeleyはより素晴らしく現代的だ。

何が現代的なのか?といえばそれはクラウド対応ということにつきる。同じ研究分野の人々と繋がれるのが良いし、ある程度ライブラリーに文献があればおすすめ文献を提案もしてくれる。

iOSアプリのできも良い。何しろ軽快で安定しているのだ。ここがPapersとの大きな違い。基本無料なのもよい。文献がたまってきたらオンラインストレージを購入すればよい。

残念なところはMicrosoft Wordのみの対応という点でPagesには不対応なこと。Wordを使えば良いだけの話だが、何しろ重い。必要なのはわかってはいるもののできるだけ使いたくないのだ。