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ひびのいろいろ

【書評】キングダム41巻

 
 
キングダムは毎回新刊が発売される度に単行本を購入していた。今回もそうしようと考えていた。考えていたが少し躊躇った。何故かというと毎回単行本を購入すると自宅の本棚スペースがとても狭くなってしまうから。読んですぐに古本屋に買取を頼めばよいじゃあないか?という話もあるがそれでは何か勿体ない。第一買取に店舗まで出向くのも面倒くさい。
 
本当は漫画は全部電子書籍Kindle)で購入したい。そうすればかなりの物理的なスペースの節約になるしいつでもどこにでも持って行くことが出来る。検索も容易だ。
 
しかし残念なことがある。「キングダム」は新刊が発売されるとKindle版が出るまで1ヵ月ぐらいの間隔が空く。その間隔が耐えられずつい文庫版を購入してしまう。それが今までのパターンだった。このちょっとの我慢ができなかったのだ。遙か昔週刊少年ジャンプの月曜日発売を待ちきれず土曜日にフライング購入していた自分としては一ヶ月待つというのは至難の業であった。
 
しかしこの第四十一巻は違った。ちょっと待ってみようと考えた。そして無事に1ヵ月待つことができた。その理由の1つは少し物語が落ち着きを見せていたからもしれない。明らかに1つの山場は終了した。
 
そうらいってもこの物語の魅力が失われた訳ではない。今巻は将軍「桓騎」が登場。相変わらず残虐オーラを漂わせながら何故か非常にカッコよい。次巻以降もこの「桓騎」が活躍するんだろう。楽しみだなぁ。