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ひびのいろいろ

終戦のエンペラー

Amazon primeのビデオ見放題。つい暇な時にクリックして干渉してしまう。時間の浪費だとは分かっているが止めることが中々難しい。

終戦のエンペラー [DVD]

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そんなサービスの初期段階から一面に取り上げられていたのがこの映画、「終戦のエンペラー」。日本の敗戦直後を描く映画。しかしあくまでもアメリカからみた日本の姿なんだろう。そうはいっても、かなり史実に忠実に構成されているのではないかと思われる。

天皇の戦争責任の可否を巡って調査するアメリカ軍将校。しかしどの日本人も明確な返事をするわけでない。むしろあいまいな返事ばかり。日本人でなければ、こんな曖昧さに確実に嫌気がさすだろう。実際この物語の将校もそうであった。そんな感覚は日本人と相対する様々な外国の人々が抱く感想なのではないか。

アメリカで偏見なく、このような映画が作られたことは素直に嬉しい。そしてアメリカという国の素晴らしさや凄さがあるのだろう。

同じような映画が最近日本でも公開される。半藤一利氏が原作の「日本のいちばん長い日」だ。この映画もいつかは見に行ってみたい。