とうとうこの日がきてしまったか。そしてありがとうございました。
とうとうこの日が来たかという感じ。山本昌の引退だ。 ついこの前も中日ドラゴンズの選手の引退のことをこのブログに書いたばかり。
そして山本昌。本当に寂しい。
確か最初に僕がその存在を知ったのは初勝利の時だった。アメリカ帰りスクリューボールをガンガン投げていた。シーズンの途中だったと思う。真夏の頃。ラジオから聞こえてくるその存在を知って、「ドラゴンズの救世主だ」と思った。監督は確か星野監督だった。
それが1980年代の終わり。僕がドラゴンズファンであった時代のほとんどの期間において選手であった。それだけで脅威的。山本昌が引退したらもう僕より年上のプロ野球選手はほとんどいなくなる。
山本昌選手の自伝も素晴らしかった。真面目な人なのにちょっとの遊び心がある。こんな偉大なプロ野球選手なのにラジコンの腕前がプロ級なのも何処かギャップがあってよい。
決して入団当初から期待されていた選手でなく、プロ野球入団前はむしろ殆どの人がその存在さえ知らない選手だった。そんな選手が中日ドラゴンズの一時代(2〜3時代かもしれないけど)を支え、そしてこんなにも長期間プロ野球選手として活躍したという事実が本当に嬉しくて仕方がない。
長い間ありがとうございました。