FakePlasticTree

ひびのいろいろ

iPhoneを落としてしまった

自分はiPhoneは紛失しない。そんな妙な馬鹿げた自信が自分にはあった。何の根拠もないし寧ろ自分は超がつくほどに不注意だ。財布だって今までに何回落としたか数知れず。でも流石に全ての情報が詰まったiPhoneを落とすわけないだろうと妙な自信があった。

しかし昨日ついにやってしまった。血の気がひく想いとはこういうことを言うのだろう。

その日は休日で朝から同僚とジムで運動をしていた。午前中からみっちり3時間程。プールで泳いだり走ったりバイクを漕いだり本当にヘロヘロ。程よい汗をかいて皆でファミレスでビール。調子に乗ってハイボールなどを呑んでいたらすっかり酔っぱらってしまった。

自分は酔っぱらうと直ぐに眠くなってしまうので電車内で爆睡。ここまでは本当に良い気持だった。休日の極楽というのはこんな瞬間にあるのではないか?そんな気さえしていた。

良い気持でふと目を覚ますと目的地の駅は過ぎ去り新宿駅。しかも丁度(運悪く)電車の扉が閉まる瞬間。

「ヤバイ」

と思って、ダッシュでホームに出てむかいの山手線に反射的に飛び乗ってしまった。これも反対側へ行く電車だというのにだ。

山手線にのった瞬間iPhoneを反射的に探すがない! ないー!

無常にも右手に装着しているGarmin vivosmartのiPhoneとのBluetooth接続解除のバイブレーション。全身の血の気がひくというのはこのことだ。急いで新宿駅に帰りホームを探すも超絶凄い人混みのせいもありまったく見つからず。駅構内の事務所に行き探すも見つからず。最早絶望的に。

MacBookを取り出し、「iPhoneを探す」機能を使い自分のiPhone新宿駅構内にあることは確認できた。それだけでかなり精神的に楽になった。iOSのこの機能は素晴らしい!

結局この機能を頼りに駅の改札に、向かったら無事にiPhoneは届けられていた。

いや〜肝を冷やした体験だった。そして駅員さんにiPhoneを届けてくれた人に本当に感謝