雨に濡れた髪は年齢を正確に映し出す
春の嵐だ。
朝からラジオでは外出はなるべく控えるようにとことあるごとにアナウンサーが喋っていた。
当直明けで朝はまだ太陽の日差しが少しは出ている。どんより黒い雲が空を覆っているところもあるけれど何とか午前中は天気が持ちそうだった。それでも風の強さはこれからの嵐を予感させるようで強く不安を煽られるようなもの。
当直は飛石で明日は朝から勤務。この天気もあいまってこころの中がすっきりせずダークグレー。はき出すため息も重い。
最近自分でも色々想う所があったので午後雨が降りしきる中を走ってみた。雨の中身体をぬらしながら走っていると心の中の雑念とか、自分の中のどうしようもなく汚くてどす黒いものがドンドンと流されてゆくようでここ心地良い。
結局走ったのは30分ぐらい。でも明日に向けてちょっと心を入れ替えられた気がする。やっぱり運動は大切だ。
気分良く自宅に帰ったのだけれど鏡に映った自分の姿をみて愕然。濡れた髪の毛は明らかに年齢を残酷に映し出す。髪の毛の元気の無さは濡れると目立つよなあ。