「僕たちはガンダムのジムである」
帰りの飛行機の中で読んだ本。研修中に気になってAmazonで購入。そのままブックスキャンに送って貰い、PDF化。そのままMacへダウンロード。SONYの「Reader」へ落としこんで飛行機の中で一気に読めた。
読みたい本があればインターネットさえあれば、上記の手順で世界の何処にいたって読みたい本が読めてしまう。つくづく便利な時代になったと思う、
1970年代生まれの30-40代のサラリーマンにとっては本書は胸に突き刺さるような題名および内容。最近僕は普段ビジネス書はあまり読まないようにしているのだけれど、本書はその題名だけで購入をしてしまった。それほどガンダム(特に初代)には思い入れがある。
自分の足もとを出来る所から
Amazonの書籍説明には
劣化する会社、上がらない給料――不安すぎる将来のために、僕たちは「すごい人」(ガンダム)にならなければと考える。グローバル人材、T OEIC900点、驚異のプレゼン、セルフブランディング……
あえて言おう、カスであると。
僕たちはガンダムにはなれない。
僕たちはジムなのだ。
量産型人材として生き抜いてきた著者による ニュータイプになれない僕たちのための希望のキャリア論!
と書かれている、そう僕達はニュータイプでもホワイトベースの乗組員でもなんでもなく所詮その他大勢なのだ。もしかしたらジムにもなれていないかもしれない。
そう思うことで諦めのその先から、地に足のついた地道な努力をするしかないということを本書は書いている。
研修先で色々考えていた時にこの本に出会えて良かった。色々素晴らしい人達やシステムはあるのだけれど所詮自分の出来る所から、足もとを見つめてやってゆくしかないのだ地道に地道に。