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ひびのいろいろ

ヒトラー 最後の12日間

ヒトラーの最後の12日間。

以前から見たいなと考えていた作品だった。 友人から勧められていたのもある。Amazon primeで無料で見ることが出来たのもあった。

条件が揃っていた。後は鑑賞する時間だけが問題であった。幸運にもその時間をつい先日に取ることが出来た。ラッキーだった。

結論から言うと素晴らしい作品だった。ナチス末期の絶望感と閉塞感が圧倒的な臨場感で描かれた作品であった。ベルリンに刻刻と近付いてゆくソ連兵。冷静な判断が出来なくなってゆくヒトラー。逃げゆくもの、絶望して自決してゆくもの、徹底抗戦するもの、現実を受け入れられず狂ってゆくものなどが事細かに描かれる。

埃っぽい映画の画面がそんな状況をより一層際立たせる。

ヒトラーを演じた役者のぎりょも素晴らしい。神経質であっただろうヒトラーの人格を見事に演じている。

世界史をちゃんと勉強したことがない自分にとっては近代史を勉強してゆくきっかけにもなった。

そしてこんな書籍も読んだ。歴史が編目のように繋がってゆくと面白い。