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ひびのいろいろ

ワンオクの新譜はやっぱり圧倒的に素晴らしかった

35xxxv 【初回限定盤】 (CD+DVD)

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10代の半ばから終わりにかけてLAメタルというそれは派手な音楽が世界を席巻していた。ミュージックビデオでは派手なおねえちゃんとパーティーする映像が繰り返し流され、長髪のお兄さんが細いズボンを履いてギターを弾いていた。

時代の流れに流されやすい自分は、その影響をもろに受けまんまとMetalの世界に足を踏み入れたのであった。最初のきっかけはDokkenだったかな。


Dokken - Kiss of death Live Philadelphia 87 - YouTube

師匠と言われたジョージリンチのカミソリギターの音にひたすらノックアウトされたのを覚えている。ギターソロの部分なんでそれこそ何百回聞いたのか分からないぐらい。このソローを聞くと心の中から強烈な野獣が蠢くような切り裂くような快感がひたすら自分を支配するのだ。

そんなことからギターにハマった自分は今になってもこの手の音楽が大好き。しかし日本のバンドはあまり興味が無かった。Dokkenと同時期で言うと「EZO」なんてのは中々強烈でカッコ良かったのだけれど何せ活動時間が短すぎた。


EZO Fire Fire - YouTube

そして日本は何せダサいバンドが多かった。しかしこの数年確実に日本のバンドそして音楽はカッコ良いと個人的には痛感している。そういう想いを新たにしてくれたバンドの一つが今回新譜を発売するONE OK ROCKだ。

日本人離れした英語の発音とリズム感。バンド全体としての塊というか音圧も好きだ。何よりこのボーカルの声質が太く綺麗で伸びやか。絹のような歌声とはこのようなことを言うのであろう。若い人々にも大人気らしい。それも頷ける。

今回の新譜も素晴らしかった。これから何度も聞くことになるだろう。バンド自体もまだ若いのでまだまだ素晴らしい音楽を作り出してくれるだろう。嬉しい限り。